山形県森林協会では、12月12日に鶴岡市鼠ヶ関地区で高性能林業新機械(タワーヤーダ)導入研修会を開催しました。山形県林業統計(令和3年)によれば、県内で高性能林業機械は201台が保有されていますが、まだタワーヤーダは導入されていません。このため、今回の研修会は大きな関心を集め、林業事業体や行政機関等から56名の参加がありました。 ◆はじめに 温海町森林組合では、急傾斜地により作業道開設が困難な場所 […]
特集
高性能林業機械メンテナンス研修会を開催
令和3年度制定の「やまがた森林ノミクス加速化ビジョン」で定められた評価指標、令和12年度県産木材供給量90万㎥(令和4年度58万㎥)の達成に大きな役割を果たするのが高性能林業機械です。高性能林業機械の導入は、労働生産性の向上、生産コストの削減、労働災害の低減など労働環境の改善に大きく貢献します。 県内でも高性能林業機械の導入が年々増加しており、令和3年度における保有台数は201台となっております。 […]
高性能林業機械の活用による最新の採材システム
木材は採材の仕方によって価格が変わります。最適な採材プランに導いてくれる高性能林業機械の新しい採材システムについて、日立建機日本株式会社にまとめていただきました。 令和3年度各県年間伐採利用可能量及び素材生産量 ◆はじめに 山形県の森林面積は、県土全体の72%を占める67万㏊で、全国でも8番目の広さを誇る国内有数の森林資源保有県であります。 しかし、素材生産量は東北各県と比較してもまだまだ少なく、 […]
高性能林業機械の調達について~所有からレンタルへ~
プロセッサやフォワーダなどの高性能林業機械の購入には高額な費用がかかります。このため、高性能林業機械の利用期間やメンテナンス費用の負担等を考え、高性能林業機械のレンタル利用が増えていることから、高性能林業機械の調達について、株式会社レンタルのニッケンにまとめていただきました。 ◆はじめに 高性能林業機械は生産性の向上や重労働からの解放、労働災害の削減など様々な面で林業業界に貢献しています。そのよ […]
高性能林業新機械(タワーヤーダ)導入研修会を開催
山形県森林協会では、11月に鶴岡市関川で高性能林業新機械(タワーヤーダ)導入研修会を開催しました。山形県林業統計(令和2年)によれば、県内で高性能林業機械は204台が保有されておりますが、まだタワーヤーダは導入されておりません。それだけに今回の研修会は大きな関心を集め、林業事業体等から40名の参加がありました。 ◆はじめに 温海町森林組合では、急傾斜地や作業道開設ができない場所などでの間伐や皆伐等 […]
高性能林業機械メンテナンス研修会を開催
令和3年度制定の「やまがた森林ノミクス加速化ビジョン」で定められた評価指標、令和6年度県産木材供給量70万㎥(令和3年度53万㎥)の達成に大きな役割を果たすと考えられるのが高性能林業機械です。高性能林業機械の導入は、労働生産性の向上、生産コストの低減、労働災害の低減など労働環境の改善に大きく貢献しています。 山形県内でも高性能林業機械の導入が年々増加しており、令和2年度における保有台数は201台と […]
高性能林業機械の現状とメンテンスの重要性
はじめに 国内では、森林保全・整備のための路網と高性能林業機械を適切に組合せた低コストで高効率な作業システムの普及を目的に高性能林業機械の導入が進んでいます。 林野庁統計資料によると、平成三十年度実績では、約九千六百六十台が保有されるまで成長にしています。 しかし、高性能林業機械の導入が順調に進んでいる一方で、車両系林業機械の転倒事故などの災害が増えてくることが懸念されており、新たな課題として受け […]
高性能林業機械の現状と生産性の向上
高性能林業機械の現状と生産性の向上 はじめに 当社は旧中島飛行機の疎開工場をルーツとし、1949年に開発したY‐22型集材機に始まり、林業用トラクタ、自走式搬器、グラップル、プロセッサなど、当時の伐出作業に革新をもたらす数々の最新鋭機を世に送り出してきました。 高性能林業機械に於いても、フェラーバンチャ、ハーベスタ、プロセッサ、スキッダ、フォワーダ、タワーヤーダ、スイングヤーダなどがありますが、当 […]
林業の労働災害と高性能林業機械を安全に使用するための点検・取扱い
山形県内でも高性能林業機械の導入が年々増加しています。高性能林業機械の導入は、労働生産性の向上、生産コストの低減、労働強度の軽減等に大きく貢献しています。 しかし、高性能林業機械の導入が進んでくると、林業機械による労働災害の増加が懸念されます。 このため、林業における労働災害と高性能林業機械を安全に使用するための機械点検・取扱いについて、株式会社レンタルのニッケン様にまとめていただきました。 ◆林 […]
高性能林業機械の新鋭機体験研修会を開催
山形県内でも高性能林業機械の導入が年々増加しています。高性能林業機械の導入は、労働生産性の向上、生産コストの低減、労働環境の改善に大きく貢献しています。 令和元年度における県内での高性能林業機械の保有台数は191台であり、最も多く保有されているのはフォワーダ(積載式集材車両)、次に多いのがハーベスタ(伐倒造材機)となっています。 当協会では、11月2日に森林研究研修センター及び庄内総合支庁森林整備 […]
より安全で施業の低コスト化を目指す高性能林業機械の開発
県内の高性能林業機械の導入は素材生産量の拡大とともに急速に進んでおり、令和元年は191台となっています。また、人力作業を高性能林業機械が担うことにより労働災害発生件数も減少傾向となっております。 その一方で、日本では、労災事故が最も多い伐木集材の一連作業を担う本格的な機械化が遅れており、かかり木等による労働災害が後を絶たない状況となっています。 これらを踏まえ、国内の他メーカーに先駆けて、労働災害 […]